豆もやしのメソッド

アイマスとアイカツ、時々クルマとバイクのよくわからないブログ

アイドルマスター シンデレラガールズ 5thライブを振り返る / 君だけのアイドルを見つけて

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いまや泣く子も黙るTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

5thLIVE TOUR でなんと Serendipity Parade!!! を敢行したという。

シンデレラでは未だに好きなアイドルを絞りきれないダメダメアイマスPの自分ではあるが、

2ndライブから観てきているしちょっと行ってみるかと気付けばなんだかんだで

14公演中の6公演くらい(宮城1・石川1・大阪2・福岡1・SSA1・SSA2)を

LVで観てきてしまった。

という訳で、特に記憶に残っている曲だったり演者さんだったりを

備忘録がてら書いておくことにする。

なお、自分のシンデレラガールズへの知識や理解度は一般デレPの平均より

いささか下回っている自覚があるので、そこら辺はどうかご寛容頂きたい。

 

 

ベストMC4選

公演数とコンテンツの豊富さにどこから感想の手を付けていいか分からないので

まずはMCパートで印象に残ったお方4名を独断と偏見で選んだ。

 

 

◆ベテラン勢の牽引

まず思い浮かぶのはすべてのトークを笑いに変える

いつもニコニコな大魔神大坪由佳さん。

ボケとしての嗅覚もさることながら他の演者さんの一挙手一投足を見逃さない

視野の広さと進行役として適切なタイミング感を併せ持つベテランタイプで、

見てて頼もしさすら感じるMCっぷりからは同時に

ご当人の器の広さと周囲からの愛されっぷりがぽやぽやと伝わってきて

たいへん好印象なのである。

 

大坪由佳さん同様、周囲の一分のスキも見逃さず話を振る熟達の司令塔といえば

高森奈津美さんだ。

元来のクール属性ぶりを遺憾なく発揮するMCでの落ち着きようは人生経験の為せる技か、

かと思えばケラケラとよく笑い、次に控えるステージへ場を暖める重要な役割を幾度も果たした。

限りのある挨拶タイムでも持ち時間に忠実に、スパッとまとまったコメントを寄せる

鉄人系のプロフェッショナルである。

 

そして、経験に裏打ちされた仕事人では忘れてならないのがこの御方、杜野まこさん。

タレントとして培われた実績もあってか、理路整然としたコメントや感情の伝え方からは

出演陣の中でも頭の回転がピカイチで早い印象を受ける。

それでいてライブパートではハジける時にハジけ、抑える時には抑えられるいぶし銀。

野球選手で言うとダイエーの吉永のようだ。

 

◆あぁ、あなたはどこへ行こうというのか

最後に種崎敦美さん。

遅れてきた核弾頭。時計じかけのオレンジ

ひとたび彼女が口を開けば風が吹き荒れ大地は割れる。

独特のテンポと世界観で繰り出される言の葉とムーヴメント、

そして半笑いの表情のまま焦ったようにぺこぺこ頭を下げる

その瞳に秘める真実とは何なのか、誰も知ることは出来ない。

しかし、ただひとつ断言できる事といえば、

我々はそんな彼女を好きになりかけているという確固たる事実だけだ。

 

 

 

ベストVocal5選

次は、今回の5thでライブで歌唱が特に素晴らしかった方を、可能な限り

新鮮な感動があった演者さんの中から勝手に選出して書き留めておきたい。

ただし、MC同様完全に自分個人の独断と印象深さと好みによるものであり、

決して歌唱の上手さに対して順序を付けたい訳でも選出外の演者さんに

ケチを付けたい意図がある訳でもないということをあらかじめ断っておく。

 

 

◆Sing!Sing!Sing!

まずは、物怖じしない堂々とした振る舞いとキレのある鋭い歌唱力が魅力的な、

リア充感あふれる次世代のエース候補朝井彩加さん。

割りと機会の多かった『キラッ!満開スマイル』でも

他の歌唱メンバーに負けない存在感を放ち、『Lunatic Show』や『∀NSWER』では

これがウチの実力だッ!と示さんばかりの絶唱を繰り広げた。

圧倒的なステージのクオリティとともに、検索すると

なぜかスリーサイズが載っていることにも驚いた。

 

次に、原優子さん。肝っ玉母ちゃん。

いつも「ずもも」って感じで立っておられる。

とにかく声量のものすごさで曲を支配するパワー系スタンドの持ち主で

性質的にはどこか765AS寄りの感があり勝手に親近感を抱いている。

いまや『純情Midnight伝説』などは彼女なしではどこか物足りなささえ覚える始末だが、

彼女の真価は額に汗しながら楽しげに歌い上げるその姿にこそあると思う。

彼女の歌う姿には夏の部活帰りに寂れた自販機で友達と飲むライフガードの味のごとき

泥臭さと全力で駆け抜ける歓びときらめきとを感じるのである。

豪胆な歌声以外にも、振り付けや立ち振る舞いの荒削りっぷりも

彼女しか有し得ない持ち味のひとつだ。

自分はいつまでも彼女には彼女らしくいてほしいと願う。

 

安野希世乃さんは単純に歌が上手いという以上に、

1フレーズ・ひとつの単語ごとに意味と感情を込めて楽曲にカチッとはめ込んでくるのが

凄いなというか研究屋というか、真のプロフェッショナルだなと感じた。

多分、彼女は「歌」をいちど「詩」に分解して深く考えているんじゃないかと思う。

しかし、それでいてひとたびステージを離れると

はにかみ屋の素のご本人が顕出する様がまた愛らしく、面白い。

SSA2日目『Jet to the Future』での「イヤモニを片耳付け忘れた状態で完唱する」とかいう

レジェンド級超絶エピソードなのかうっかりてへぺろお笑い話なのか

どちらで話したつもりなのか分からないカンジも人柄が伝わってきて

たいへんステキであった。

 

Kawaiiへようこそ

演ずるキャラクターがキャラクターなだけに

これまで挙げた3名とはVocalの意味合いが異なるものの、

大空直美さんも又素晴らしい歌声で会場を包んだ。

宮城や大阪、SSAでも披露した『cherry*merry*cherry』は

大空さん自身伸び伸びと歌っているのがよく伝わり、

蕩ける程キュートなちえりちゃんヴォイスも相まって聴いていてとても心地が良く

この1曲のステージを観返すためだけにBlu-rayディスクセットを購入してもいい位の

パフォーマンスだったと感じる(多分買う)。

同じクオリティで『エンジェル ドリーム』を歌われた日には

重篤な急性チエリニウム症候群の発症をもはや免れなかったので

ぎりぎりセトリに命を救われたと言ってもいい。

 

今回選んだ5名の中でも、良い意味で一番予想を裏切ってきたのは

都丸ちよさんその御方だ。

正直言うと、椎名法子についてもその声優さんについても

ドーナツオッケー以外に全く情報がない状態でのライブ鑑賞ではあったのだが、

妙に存在感のあるステージと癖になる歌声、というか地声にすっかり魅了されてしまった。

頬を赤く染めポニーテールを揺らしながら歌う姿が自然体で気張りが無く

とても楽しげで、観ている自分までニコニコの笑顔になってしまう始末である。

さらに悪いことには、LVではカメラがやたらしつこく都丸さんを映すものだから

気になってしまってもう大変であった…

Kawaii make MY day!』なんて、ほんとうにそれはもう、Kawaiiが凄かったのである。

先程から歌唱力で選んでないことに気づいてしまったけど、それも、まーるっ♪

ということで。

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(練度が低いのでこのCMの光景が頭に浮かんでしまう)

 

実際、Vocal勢でベストの5名を選ぶのはたいへん難しい作業だった。

他にも、個人的に素晴らしいと感じたのは金子有希さん、のぐちゆりさん、

千菅春香さん、松田颯水さん、花守ゆみりさん等々…

それではキリが無いので泣く泣く5人に絞ったのであって

選外の方の印象が薄かったという訳ではまったく無い、ということを

改めてもう一度記しておきたい。

その位自分にとって歌唱に魅力を感じる演者さんばかりだったのである。

 

 

 

ベストDance5選

さて、アイドル系のコンテンツのライブといえば

言うまでもなく踊り・振り付けも重要な要素のひとつだ。

本職でない声優さんに過度なクオリティを要求するのは…という話は一旦置いておくとして、

ダンス関係で印象に残った演者さんをまた5名挙げていく。

 

 

◆ダンスのすごいひとたち

シンデレラガールズで踊りのクオリティという話となると

いの一番に挙げられるのが今井麻夏さんだろう。

Tokyo7thシスターズ界隈でも半ば伝説的に語られている御方と言うだけあって

よく見るとひとりだけネリネリ動いてる人がいる!と思うと大抵彼女だったりする。

LVでも腰づかいが大写しになっていると、ほとんど彼女だった。大興奮だ。

とんだセクシーギルティがいたものである。

ダンスについて自分は全く詳しくなく経験則の話だが…ステージに注目していると

ダンスというものは 手の指・ひじ・腰・お尻・ひざ・足首 それぞれの動きから為っているようで

その部位単位で演者さんの得手不得手が見えたりするのであるが、

今井麻夏さんの場合はそのすべてが連続的に動いているために

かくも美しく躍動的に見えるのだと思う。

佐々木千恵ちゃんのソロ曲が披露される将来のステージが非常に楽しみだ。

また、贅沢を言うと、千恵ちゃんのイメージとは別にして、ぜひ今井麻夏さんには

『Next Life』を披露してもらいたい。

彼女のパフォーマンスが最大限に発揮されるのは恐らくそういう曲なのだろう。

50円くれたり、小柄なのにすごい御方だと思う。

 

小柄なのに人一倍目立つという意味合いではもう一人、鈴木絵理さんが印象に残っている。

まぁ、印象に残っているというより、2ndライブ(代々木)での

あのエネルギッシュ&パッション満載な元気満点のステージを観てから

すっかり目が離せなくなっていると言ったほうが正しい。

彼女のダンスはスマートな方ではないけれど、公称143cmの小さな体躯に

持ち前の明るさをぎっしり詰め込んだかのようなトルク感あふれる

ダイナミックなパフォーマンスは一見の価値も百見の価値もあり、

見るもの全員を勇気づけワクワクさせる、不思議なさいきっくパワーを有している。

あなたは目撃しただろうか?『夏のイルカと熱い風』の、

彼女がドルフィンポーズに込めた8月の砂浜のイマージュを、

『サマカニ!!』の彼女の瞳にうつる熱情の明るさを、

そして『Orrange Sapphire』の、燃えるようなオーラの煌めきを。

彼女の腕のひと振り、かかとのひと鳴らしのすべてに魂が宿っていて

ハイテンションなステージに欠かすことの出来ない存在となっていると言っても

もはや過言ではないだろう。

まさにオレンジの申し子、パッション曲にえりぴょん在り、だ。

あと、普通に、明るい娘で、可愛い。すき。

 かわいい。(種崎さんの顔はなんだ)

 

◆代々木出身の実力

そうそう。

ふと思い返せば、2ndの代々木体育館で初めてアイマスのステージに立った演者さん達は

その当時から目を見張るほど素晴らしいパフォーマンスを見せる方々ばかりで、

シンデレラガールズに対してモチベーションの低かった自分は大変驚いた記憶がある。

今では、牧野由依さんや大空直美さんを筆頭に、立花理香さんや松田颯水さん、

松井恵理子さんやもちろん先に挙げた鈴木絵理さんを含めて

どのお方も突き抜けた個性と確かな実力で、エース級と言ってもいい安定感と

ステージ上の刺激の両立をもたらしている現状を鑑みれば

彼女らのポテンシャルの高さはいまさら言うでもない。

 

某ワインではないが「ここ10年で一番の出来」というような、そんな2ndライブ出身者の中でも

金子有希さんはこと安定感という意味においてはシンデレラガールズ

いやアイマスガールズの中でもピカイチに輝く存在だと思わずにはいられない。

歌唱にしても踊りにしても、表現力と完成度の高さは折り紙付きで

尚且つ全てのステージで確実にPの心を摘み取っていく、脅威の打率の高さを誇っている。

そして、そんな彼女の特に大きな武器は曲中のステップにあると思う。

アイマスライブ名物のステップで言うと中村繪里子さんや山崎はるかさんが

まず思い浮かぶものだが、『青空リレーション』や『Flip Flop』での

スムーズな重心移動からくる軽やかな足さばきはその二人になんら劣るものではなく、

むしろ金子さんの細くすらりと長いおみ足が華麗さと流麗さとに満ち満ちており

いかにもガーリーで、個人的には彼女のステップがいちばん好みなのである。

決して誇張などではなく、受理されるのであれば、無形文化遺産として

今すぐにでもユネスコに届け出をしたいほどに気に入っている。

しかしながら、ここまでの彼女の高評価には、曲者揃いのシンデレラ一門において

出すぎず・引きすぎず・それでいて仲良しという絶妙な立ち位置具合や

アメコミから少年少女漫画方面までカバーするTwitterでのそこそこディープなオタク加減、

そして女子力の高さと同居する若干のYankee感がなんとも言えぬ魅力を醸し出しており

多少判官贔屓となっている感も否めなくはないのではあるが、

まぁとにかく、シンデレラの演者さんでドラフト会議をするのであれば

自分はそんな彼女を1位で指名したいほどに、抜群の安定感と流れるようなステップに

魅力と信頼感とを覚えているのである。

 

◆キャスティングのDNA

さて、アイマスのキャスティングといえばディレ1こと石原氏による

ダイヤの原石発掘オーディション的な側面が強かったことは周知のとおりである。

常に変化を追い求める彼の姿勢には全体で見ると疑問が残る点も少なくはなかったが、

こと声優さんの選定については確かな先見の明を持っており、

たとえ実績の無い新人声優さんの起用だろうと、

彼がたまに出るラジオでぼそぼそと語る理由があればその言葉を信頼したし、

最終的にはイベントやライブの結果としてそのキャスティングの正しさを証明した。

無論、その証明には演者さん自身の努力が欠かせないのもまた事実であって、

自分はそんなスタッフ-キャスト間の、単なる役としての発注・受注関係だけでなく

演者さん込みでキャラクターを築き上げていく相互の信頼関係のあり方が

とても気に入っている。石原氏の"置き土産"がどこまでなのか定かでないにせよ

今後もそのDNAを是非とも引き継いでいって欲しいところだ。

 

まぁ、つい前置きが長くなってしまったが、

今回のDanceベスト5選では、初出演の演者さんの中でも

「いかにもアイマスっぽい」キャスティング感のあるお二人を選んでいる。

まず一人目はのぐちゆりさん。

及川雫さんの声を最初に聞いた時にはかなり特徴的なお声の持ち主で

こう言うと何だが、いかにも「声質優先」な印象を受けたのだが、

(長閑なキャラクターにはとても合っている)

しかしながら『Flip Flop』や『モーレツ★世直しギルティ!』での

ステージ上の彼女を観てみると、なかなかどうして新人らしからぬ落ち着きがあり、

振り付けが丁寧で且つ大きな動きの中になめらかさもあり、

所作の優雅さとバファリンのごときあたたかい優しさを感じる心地良いステージだった。

また、曲中も絶やさぬにこやかな微笑みがまた素敵さに拍車をかける。

彼女も金子有希さん同様、Vocalの方でも個人的ベスト5選にノミネートとなっている通り

歌声の方も牧歌性と中毒性を秘めた素晴らしいパフォーマンスを誇っており、

今回がライブ初出演ながらも多方面に高い完成度を見せた御方だった。

今後のステージも見逃せない。

もう一人は中島由貴さん。

アンダー20(!)の年齢に加え、キャラクター同様ジュニアモデル出身(!!)という経歴、

そしてあどけなさの残るCuteでお顔立ちという刺激の強いプロフィールを引っさげ

ボイス付きからソロCDリリース、ライブ出演までトントン拍子に駆け上がっていった

まさに公式シンデレラガールと言ってもいい。

ライブ経験に関しては殆ど皆無に近いのでは?という非常に失礼な私的な先入観とは裏腹に、

歌もダンスも弾ける炭酸のような元気の良さがじつに魅力的で

ショートパンツから伸びる細い太ももがまた眩しく、ここでも乙倉悠貴ちゃんの影を感じる。

また、個人的にはソロ曲『追い風Running』で後半セクションで疲れを見せていた部分が、

精いっぱい踊りきったなにより証のようで、とても価値のある疲労のように見えた。

彼女のこの疲労も見られるのは今だけなのかもしれないと思うと、更に貴重である。

そんでもって『With Love』での白いヴェールに包まれながら歌う彼女の姿は

単純に女性な可愛らしさがあるばかりか、犯罪的で、

どこか背徳感めいた部分もある完璧な甘やかさをたたえており

ビルギットよろしく男性Pだけを殺す機械かよっ と叫んでしまいそうだった。

自分はLVだったが、きっと彼女のまんまるお目々を画面越しにでも直視してしまったら

たちまち石になってしまうのではないか、そんな疑念を拭えずにいる程の…

その…アレだった(興奮)。

ともかく、「ふつうに可愛い」というのは武器であると同時に

重大な罪であると再認識させられたのである。

もし、とどめなく溢れるキラキラ☆アイドル感が似たミリオンライブの

七尾百合子役・伊藤美来さんと同じステージに立ったら一体どうなってしまうことであろう?

観たいようなやっぱり目を背けたいような、

でも皆で石になりたいような、そんな素敵なコラボレーションにとにかく期待してみたい。

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(未来予想図 - 岩と化す我々:穏やかな微笑みをたたえて)

 

 

 

◆まとめ

という訳で、個人的に選出した演者さんは、

 

ベストMC4選:大坪由佳さん、高森奈津美さん、杜野まこさん、種崎敦美さん

ベストVocal5選:朝井彩加さん、原優子さん、安野希世乃さん、大空直美さん、都丸ちよさん

ベストDance5選:今井麻夏さん、鈴木絵理さん、金子有希さん、のぐちゆりさん、中島由貴さん

 

 上記の通りである。

 また、今公演で無理矢理にでもベストSongs7選を挙げるとなれば、

寸劇×飯田王子のキャスティングが最高に決まっていた『おかしな国のおかし屋さん』(石川1)

地元大阪でMCから気合いを見せた大空さんの『cherry*merry*cherry』(大阪2)

こちらも出身地公演で120%自然体のパフォーマンス、

金子有希さんの『青空リレーション』(福岡)

松井恵理子さんの魂が乗り移る渾身の『Neo Beautiful Pain』(福岡)

あとはSSAでオリジナルメンバーが揃い脅威の発揮値を誇った

Kawaii make MY day!』(SSA1)『純情Midnight伝説』(SSA2)『ラブレター』(SSA2)

といったところであった。

 

 

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◆アイドルは見つけられたがっている - 5thを振り返って

ある程度想定していた事ではあるが、

今回の5thライブでは1つの公演に対して登壇する演者さんの数が多すぎた感が拭いきれず

出番に偏重が見られたのは、仕方が無いとは言えいささか残念だと感じる。

ましてやソロ曲すら無かったキャラクターもいるのだから当然といえば当然のことだ。

この不満はTwitter上でもちらほら確認することができた。

しかし、残念な部分があったにせよ、

自分は今回の演者さんの無闇矢鱈な多さを評価したいと思う。

理由は二つ。

ひとつは、アニメ内に然りゲームのイベント内に然り、

「出せるキャラは出す」その心意気こそがまさに現在のシンデレラガールズ

意義というか挟持というか、心臓にもっとも近いところに流れるテーマだと

個人的に体感しているため。(これは思い込みによる所も大きい。)

そしてもうひとつは、今回の演者さんの多さには、作品、というかアイドルマスターを貫く

もう一つの重要なテーマが存在しているように思えたためだ。

 ─「お前のアイドルは、お前が見つけろ」と。

 

余談ではあるが、今回の5thライブを機に、

今まで "担当ではないが特に好意を寄せている"

すなわち「推し」アイドルの存在すらも曖昧だった自分のシンデレラガールズ世界に、

初めて「推している」と周囲に言えるほど興味深いアイドルを発見してしまった。

それは椎名法子ちゃんだ。

今回の都丸ちよさんのパフォーマンスを見て興味を持ちはじめ、

連日のようにテキストやボイス、グラフィックを漁った。

そして、単なるドーナツ狂としてのいちキャラクターでなく、明るく前向きで能天気で、

年相応の幼さの中に豊かな社交性と物怖じしない度胸強さを持つ

魅力的な女の娘だという事を知った。

つまり、椎名法子ちゃんは、ライブを通して平面的な「キャラクター」から

幅と深さのある「"自分の"アイドル」へと変身を遂げたのである。

いや、変身ではない。

椎名法子はアイドルのままで、ずっとそこにいた。

ドーナツのようにまん丸なお目々をらんらんと輝かせ、自分からのスカウトを待っていた。

アイドルは見つけられたがっている。

 

今回の5thライブ、各々のキャストにはたしかに均等な出番こそ与えられなかったものの、

魅せるチャンスはそれぞれ作られていた。どんな演者さんにも、ユニット曲の一人として

ステージに立つ彼女とアイドルとの時間が与えられた。

やや都合の良い解釈ではあるが、出番が限られているからこそ、一瞬のきらめきの中に光る

「ふたり」が「ひとり」に重なる瞬間が、新鮮で、貴重で、印象深く、興味を惹くのだと思う。

だからこそ自分は椎名法子ちゃんに興味を持ち、

アイドルとしての彼女を見つけることが出来た。

椎名法子ちゃんだけでなく三船美優さん、及川雫さん、難波笑美、しゅがーはぁと等々も

このライブで演者さんが頑張っている姿を通じて、

ついコミュのテキストを見返し、改めてボイスを聴きなおしてしまったのである。

このアイドルはあのアイドルをこう呼ぶんだな、とか、

えーこの娘はむかし合唱部に入ってたんだ、とか、

この娘はこういうアイドルになりたいんだな、とか、新発見の連続である。

自分は、これを実にアイドルマスター的なプロデュース作業だなと思い、

同時に、心底楽しく感じた。

現在、シンデレラにはオリジナルで180人程度のアイドルが登場しているというが、

声が付いていなかったり、現実のステージに立ったことがないアイドルはまだ100人以上、

おおよそ120~130人前後もいるのかもしれない。

そんな、どこまでも長く続いていく滑走路にひとつひとつ誘導灯を灯していく作業こそが

アイドルマスター シンデレラガールズにおけるプロデュースと言えるのかもしれないと、

知識もモバコインも無いPながら、ぼんやりと感じた次第である。

 

という訳で、特定の(とりわけ出番の少なかった)アイドルに熱を入れるタイプのPにとっては

もしかしたら今回のライブは口惜しさの残るものだったかもしれないが、

自分は大大大満足であったと、ここに記しておく。

この自分が感じた感想や演者さんへの評価が、

後々続いていくだろうシンデレラガールズの展開を経て

どのように変化していくかがブログで感想を書き殴って備忘録を残す醍醐味であり、

また、うっかり発足してしまった椎名法子ちゃん調査委員会が

どのような方向に向かうのかも我ながら楽しみである。

 

好みのアイドルに傾向があるようだ…。

ロリコンではないです。

 

終わり