BMW Z3 クーラントのサブタンクが破裂したの巻
前回に引き続きまたZ3にトラブルです。
ある日の夜、仕事からの帰り道を快調に飛ばしていた際、ふとメーターに目を遣ると何やら水温計がMAXを指しているではありませんか。ムムッ…と嫌な予感を感じ若干スローダウンした途端に"パンッ!!"と危うげな破裂音が…。どこからか甘ったるい匂いも漂ってきます。急ぎ停車してドアを開けるとダミーダクトからは滴り落ちる液体が。これはもしかして。
聞く所によればBMWの冷却水のサブタンク(というらしい)はデフォルトで樹脂製で、破裂しやすいというかいつか必ず破裂するため、結局は定期交換が必要な消耗品扱いという中々クレイジーな設計らしいです。素人考えでも、圧力のかかる冷却系にチープな樹脂のパーツってどうなの、と思う所なんですが、そこら辺はアメリカ産だから?なのでしょうか。
今回は幸いにして裂け目がこのサブタンクの上部のフタに沿って地面に平行して入っていたため、あたかも藤原拓海の水入りコップの如く、冷却水を亀裂から溢さないように、そろりそろりと運転してとりあえず帰宅し無きを得ました。あとは後日4リッターくらい水道水を補給した後、自宅から800mくらいにある修理工場に持って行って修理してもらった次第。気になる今回の修理費は以下の写真の通りです。
…思ったよりは安く済んだかな?という印象。ギリギリセーフです。
でもねぇ、3ヶ月で2度の入院ってのは、どうなの?Z3君。まぁカッコいいから許すんですけど…。我ながら親バカ以外の何物でもない。