Quantum-J 社外品のミラーシールドに交換した
◆7年目のQuantum-J
バイクに乗り始めてから7年、アライ Quantum-Jをずっとメインとして使用していますがやはり色々な部分にキズやら欠けが出てきています。その最たる例がシールドで、激しい転倒こそしていないものの、休憩時のシートからの落下やハイスピード虫アタックによってクリアシールド全体に渡ってキズだらけの状態なのです(電)。とはいえヘルメットを買い換えるほど我が国の財政状況は芳しくありませんので、例によって「だましだまし使い続ける」方向へ決定となり、差し当たってシールドだけは憧れのミラーに、そして純正よりも何割もお安い社外品に交換した訳であります。
という訳でスーパーアドシスI対応 社外品イリジウムミラーシールドを装着の図です。帽体のマットブラックとイリジウムミラーが相まって、なんとも格好良さ満点ではないですか?ただでさえR1に跨る俺カッケー状態だったのにミラーシールド装着によって更にイケメンになってしまいました。困りました。もうヘルメットを脱ぎたくないですね。
シールド越しのビフォーアフターを撮ってみました。上が肉眼の風景、対して下がシールドを通した景色です。見て分かる通り、シールド越しだと赤っぽく夕景のように映り、太陽の眩しさはかなり低減されるので日中は非常に役に立っています。
とはいえ、Amazon等で指摘されている通り安価なりに微妙な点もあるのでQ&A方式で併せて列挙しておきましょう。
◆社外品ミラーシールドQ&A
Q.外から顔は見えますか?
A.大抵の場合 外からは顔は見えないと思ってOKです。ただ、陰となる場所を走ると、角度によってはうっすら顔が見えるかもしれません。
Q.エアインテークの動きが渋すぎると噂ですが?
A.事実です。各所で言われている通りシールド上部のエアインテークの動きが硬すぎます。ラフに開閉操作を行うとエアインテークごとボロリと外れそうですし「外れた」という意見も多数あるようですね。実際に純正のシールドと比較してみるとかなり簡素な造りとなっていることが分かるので、エアインテークの開閉操作は極力行わないようにすることがベストかと思います。自分もOPEN状態のままで触らないことにしています。
Q.ヘルメットへの装着が硬いそうですが?
A.相当に硬いです。純正に比べて何だか上手く嵌りません。コレこんなに力入れていいのかなレベルでグイッと力を加えるとやっとこさ入るイメージです。
Q.シールドの上下動が渋いと聞きましたが?
A.そこは言われている程でも無いと思います。とはいえ自分も摺動部にはグリスを多めに塗った上で取り付けたため、何も対策ナシで付けるとどうなるか分からないです。グリス塗布はしておいて損は無いのではないでしょうか。
Q.シールドを閉じるロックも硬いそうですけど。
A.硬いです。ただ、自分のヘルメットで言うと、今まで散々落下させてきたツケか、もともとロックが硬かったのでそれと比べると同じくらいで慣れているので…個人的にはあまり大きなデメリットとは思っていません。グッ!と親指で押してパチンとロックが掛かるような感じです。逆に格安のシールドできちんとロックが掛かること自体ラッキーだと思います。ちなみにシールドを閉じた際の静粛性については純正と大差無いです。
Q.夜間も使えますか?
A.まず止めておいた方が吉です。日中のトンネルですら割と厳しく、夜間の繁華街でギリギリ、それも相当の注意力を要する状態、くらいの印象ですね。
◆という訳で
3千いくらのお値段にしてはカッコいいしまぁまぁ使えるかなといった具合で個人的には及第点です。ただ、やはり夜間は非常に見辛いという点もあり、夜も走らざるを得ないようなロングツーリング等ではとなしくクリアシールド+サングラス体制をとった方が無難かと思います。また、ミラーシールド自体が雨や汚れに弱いという事もあり耐久性の面で懸念が残ります。格安品にそれを求めるのも酷ですが3年くらいは保ってほしい所です。
自撮りが致命的に下手。