豆もやしのメソッド

クルマとバイク、時々アイマスの独りよがりなブログ

アイドルマスター 765PRO ALLSTARS LIVE SUNRICH COLORFUL / 2日目現地の雑な感想

 

765プロオールスターズ 再来す

遡ること2018年年初の初星演舞以来となる765プロ単独公演。時勢は新型感染症流行の最中となる為、コール&レスポンスを含む声援は原則不可というライブ殺しの状況下ではあったものの、声出しなど不要と言わんばかりの圧倒的「魅せる」ライブに団結力とずば抜けた経験値から練り出せる765プロオールスターズの真髄、を垣間見た気がした。

 

思い返すと、まずは口を突いて出るのがやはり若林神&平田宏美さんの年長カーチャン勢の洗練振り・爆発振りでありましょう。いや~毎回ライブの度に思うんですがこの二人良い意味でどうかしてる。全体曲でも明らかに二人だけ動きのキレが鋭い。若林さんに至っては鋭いというか激しい。ちょっとコワイ。序盤の「ラムネ色 青春」なんてのはユニット曲なのに若林さん&平田さんが居て早速 終わりだ~~ッと思った。(?)

自分が参戦した2日目は若林さんはソロ曲がMA04収録の「灯(あかし)」ということで、しっとりと、時に涙ぐみながら歌い上げていたものの、自らの歌声に納得がいかなかったのか、途中で「…(クソッ!!)」と悔しそうな仕草を見せていたのが特に印象的で、このパフォーマンス向上にストイックに取り組む姿、内に秘めた(秘めきれてない)爆発力こそが彼女の本質であり、「信頼度の高さ」なのだと思う。どちらかというと、1日目の「恋するミカタ」や「いっぱいいっぱい」のようなテンション高めの曲こそが、律っちゃんというか若林さんの最も自己表現の得意とする範囲なのかもしれない、ていうのは長い間感じている部分であります。

さて、平田さんについてはまずもみあげが無い程ショートカットになっていたり(もみあげは伸ばすとの事)、ひとりだけ衣装が長ズボンだったりと、外見からして真譲りのイケメンナイズドされておられる上に、所作もいちいちすげーカッコイイ。MC中の階段の座り方とか、ぜんぜん違う。脚を伸ばして、片脚は膝を立てて、その膝に肘を乗せて、マイクで喋る、的な?ポーズ。カーチャン超カッケェ……。

まぁ格好良いのは毎回なんだけど、ダンスの存在感も毎回の如く光っていて、若林神とは違って動きの主張は少ないけれども、その分スムーズにナチュラルにキレがあるという印象でダンスの総合的な完成度ではナンバーワン(個人的感想)。ダンスだけでなく歌や外見も合わせてもカーチャンヤバカッタです。

 

◆ライブで実験すな(喜)

ダンスでいうと、ぬーさんは毎回ビシッと凄いながら可愛さもあり普通に"好き"なんですけど、今回は皆と歌ってみたいという要望でソロ曲枠「Pon de Beach」をパーフェクトサン組のユニット曲に変更してもらった、という話がありもっと"好き"になってしまったんです。今回はこういう実験要素が多かった気がします。

くぎゅツインテ(!)であるとか、「ピピカ・リリカ」での魔法少女演出+特注ステッキ+ヘッドマイク(地味に765だと初だと思う)も真耶子さんの独特な?ピピカ・リリカに対する感覚を実現させたものだし、なにより あさぽんの「スタ→トスタ→」で亜美真美をリアルなステージに現出させたのはマジでアイマス史的に革命的な出来事だと思う。亜美真美っていうのはナカノヒトはひとりでもやっぱり二人なんすよ。アルファでありオメガでもあって、ウラオモテ一体で初めて無敵なんすよ、そういう意味で"初めての""二人の"「スタ→トスタ→」はサビにある通り"ミ・ラ・ク・ル"と言わざるを得なかったですね。「目と目 手と手繋いで ひとりじゃない星にウィンク 双子の星がトゥインクル」っていうのは まさにこの事か!と。目を疑うような眼前の光景を、言葉でなく心で理解できた!というような感じです。こんなんも出来んだぞ!と、これまでのライブから更に突き抜けた亜美真美ワールドをまざまざと見せつけられました。地味にMC中の、20年後は分裂出来てるかもよ?っていう前フリも効いてましたねぇ、さすが天才下田~といった所です。

そして最後にハマった大きなひとかけら、若林さん入りの「M@STERPIECE」。これもムビマスの世界線の終着駅を飛び越えた大きな実験、というか誰もが心に望んだ"if"ストーリーのひとつの結実を見せてくれたのはとても粋な計らいだったし、ようやく、薄ぼんやりと未消化のままだった、(特に古くからの)律っちゃんPにとっての"輝きの向こう側"がはっきりと見えたのは、暖かくて、凄く嬉しかった出来事だった。

というか、既に20周年も目の前に見えてきているコンテンツで「まだやっていない事」「まだまだ出来そうな事」が山積みでどっさり残っているって、月並みだけど、とんでもなくスゴイ事だと思う。同時にわれわれPにとっては、そういった、いつ輝きを帯び始めるか分からない、贅沢な積み残しが星の如く散りばめられているからこそ、アイマスを追い続けている理由のひとつになっているのかもしれない、と幕張の帰り道でひとり思った。

…ライブ後は暫く思考がまとまらないけども、とにかく久し振りの765AS単独として大満足プラスアルファと言っても良い程のライブであった事は間違いありません。

 

◆あとは小ネタなど 思い出した順

くぎゅ「ぬー…キモチワル」← かわいい。

・早口連続の「ピピカ・リリカ」で息切れ気味の真耶子さんかわいい。

・真耶子さんだけブーツじゃなかった。かわいい。

・真耶子さん、ご参脚ネタ中に自らが害を被る前にすばやくアッキーにパス。流石です

・ぬーさんご出産おめでとうだけどいつまでもかわいい。好き。

・「ポジティブシンカー」の振り付けって何?

・「zone of fortune」の選曲チョイス、最高。

・なぜ今更になってぷちます曲なのか、疑問は浮かんだけど、どうでもいいの(美希)

・アッキーぬーミンゴスの「Miracle Night」、完成度エゲツなさすぎてこの一曲だけでチケ代回収できた

・「Nostalgia」、レーザーとかも、色々すごかった(バカ)。これは円盤買わな、あきまへんで。

・「目が逢う瞬間」、緊張感が最高だった。この曲だけで MASTER ARTIST から今までの時間ペイできてお釣りまで来た。根拠は無いけどライブ数日前から『「目が逢う瞬間」、演るな』と予感があり驚きこそ無かったものの イントロでグゥゥ~~~となって盛り上がりすぎて脳が短絡したのでほぼ覚えていないが今ではミンゴスは神としか形容できない

・思い返すと「目が逢う瞬間」のだいぶ前にMCでミンゴスと真耶子さんがしばらくメトメガアウーしてた。まさかフリだったのかな…?

・最後のジマスで、歌そっちのけで帰っていくダンサーさんにいつまでも手を振る真耶子さん、かわいい。

・最後のジマスで、踊っている真耶子さんの衣装のゴミ?を取って、思いっきり観客席へ投げ入れる若林神。わらう。

・終わってみるといつもより曲数が少ないので物足りない感じも、少しね、ある…けど、お前、そういうのは、言うなお前っ…

・観てないけどDay1のオリジナルメンバー版「Slapp Happy!!!」が物凄く観たくて聴きたくて観てないのが悔しくて夜も眠れない。

 

思い出したら自分の為に追記します。