豆もやしのメソッド

クルマとバイク、時々アイマスの独りよがりなブログ

BMW Z3 シフトノブを交換した

自分のZ3のシフトノブは恐らく純正のMスポーツのヤツで、シルバーのクロームがとびきりCoolでそれなりに気に入っていたのだけれど、経年劣化なのかどうにも指先に当たるラバー部分がペタペタとべたついてきたのと、クロームとラバーの間に段差が出来てシフトチェンジ時に引っ掛かるのが気になり、交換することにした。現在の走行距離は約87,000km。

交換手順と言っても工具を準備する必要は無い。シフトノブをただ真上方向に力任せに、そぉい!!と引っこ抜くだけの簡単脱着だ。頑張って抜いたら金属のシャフト(14mm径)が現れるので、防錆やら取付時の潤滑やらの為におまじない程度にグリスを薄く塗っておいた。それは多分やらないでも全然問題無い。装着は逆にシャフトに対して真上からぐさっと差せばOK。

それではビフォーアフター

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交換後は黒レザー巻きのシフトノブにしてみた。元々はE36の318is用の純正未使用品らしく、天下のヤフオクで9,000円でゲットした物。Mスポーツロゴ入りのシフトパターンも勿論同じ。レザーだけあって触り心地は非常に良好で、周りのコンソールパネルとの色味も中々に統一感があって違和感無し。また、ノブの全高が若干低くなった?からなのかシフトフィールも僅かながらショートシフトっぽい感じに変わったような、変わってないような…?という副作用もあった。

BMW Z3 ハイマウントストップランプを交換した

アンテナグロメットを交換してふと思い出したのだが、そういえばハイマウントストップランプも購入時から割れていて、同様にトランク内への雨水侵入の原因になるらしい。という訳でいい機会なのでこちらも修理する。

ただ、修理すると言っても、日本語サイトはおろか海外のフォーラムを参照してもハイマウントストップランプの交換事例は前期型しか見つからない。Z3は前期と後期でパーツ形状やトランク内側の状態も異なっているので、つまり…完全にカンで作業するしかないという訳だ。ま、何となくやってみる(無茶な素人が好む合言葉)。

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とりあえずヤフオクを漁って偶然出品されていた中古パーツをゲットした。送料別¥2,000也。当初は割れているレンズだけ替えれば良いのかな?と思ってたけど、ユニット丸ごと交換した方が楽そうな形状をしているので、天啓とばかりにユニット交換とすることにした。同じ外装色のパーツを選んで大正解だった。ちなみにトリビアだが後期型の中でも2.0と2.2iはレンズ色が赤、それ以上の大排気量モデルになるとレンズ色は白になるらしい。今回入手したのは2.2iに付いていた部品とのこと。

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トランクの内側の図。赤丸3箇所のメクラを外すとハイマウントのユニットを裏で留めているナット3箇所に、青丸のメクラを外せば電源用のコネクタにアクセス出来る。それぞれの計4箇所を外せばストップランプを取り外す事が出来るが、トランクを垂直に開けて作業をしていると当然ストップランプがボディへ落下する事になるため、作業前には予めストップランプとボディをマスキングテープか何かで軽く留めておいた方が良いかもしれない。

また、ナットを外す際にはうっかりするとトランクパネル内側に落ちて救出困難になるので十分に注意されたし。ちなみに自分は当然の様にやってしまいました、テヘ(ドジっ娘)。幸いにもナットが代用の効くパーツなので何とかなったが、いくらトランクを上下に振っても落ちたナットは出てこないし内部で接触する金属音すら聞こえないのでZ3のトランクパネルは異次元空間に繋がっていると見てまず間違い無さそうである。

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そういえば青丸のコネクタ(上画像)は外し方が分からず少し手間取った。上手く説明出来ないが、ロック用の突起に対して小さいヘコミがあるので、マイナスの精密ドライバーをそのヘコミに差してテコの原理でグイッとすれば外せる。はず。

あとは外したのと逆の順に新しいパーツを取り付けていく。

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そんな感じで交換出来ました。良かった。そういえば前の割れていたストップランプ時代はブレーキを踏んでも光らなくて、これはそういうパーツ(ただのリフレクター)なんかな、とずっと思ってたけど、いやまぁ光って当然だよな。

BMW Z3 アンテナグロメットを交換した

Z3に乗る上での三大持病のひとつとも言われているアンテナグロメットの崩壊が自分の車にも発生してしまった(約87,000km走行)。放置すると雨水がグロメットを伝いトランクの中へ、さらにトランク下部のバッテリースペースに溜まることで最悪の場合フロアがサビサビとなってしまう恐れもあるらしい。しかもよりによって梅雨前に崩壊するとは、ともあれ急いで交換することにする。

地味なパーツだがやはり需要は高めなのか、グロメット自体はちまちま流通しているらしい。純正のパーツ番号は 65218411562 、本体価格1コ¥2,800也。なんか高くない?あと、前期型と後期型ではパーツが異なっており、なぜか前期型のグロメットの方が取り扱い数量が多いように感じる。なお上記のパーツナンバーは後期型の物となるのでご注意。

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交換前の応急処置の図。サランラップ+マスキングテープの防壁を二重に張った完璧なディフェンスである。これはこれで、案外、保った。

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交換作業はトランク左側の内張り2箇所を外す事から始まる。左側はツマミを90度回すだけ、右側のピンも内張り剥がしで取ればいいだけなのだが…このピンの返しが経年劣化で変形してしまって結局Powerで無理矢理剥ぎ取る形となった。こういう樹脂パーツのショボさがいかにも外車って感じだよな。

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で、内張りを外すとこういうアンテナユニットが引っ付いているので外す。赤四角のケーブル2本と、赤丸のボルトだかナットだか(確か10mm)を外せばとりあえず上手く行った。事前の情報では青丸の7mmのボルトも外す必要があるようだったが無視しても良いみたいだった。ベースの金具が薄く全体的にサビているのは見なかったことにする。

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とりあえずグロメットを被せてみる。結局は車体のパネルを挟んでこうなれば良い訳で、車外側からグロメット単体を押し込んだ後、下からアンテナベース部をねじ込む形で取り付けると上手く取り付ける事が出来た。この時、グロメット全体とアンテナベースのグロメットを取り付ける部分にシリコングリスか何かを多めに塗っておくと取付が捗ったりグロメットの向きの調整がし易いと思う。なおグロメットはアンテナが車両後方側へ傾斜するように取り付ける。

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無事取付完了した図。全く目立たないけど気分は良い。

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用済みとなったグロメット。梅干しみたくなってる。