ダッジ チャレンジャーを見に行った
物欲の秋(冬)
現在乗っているZ32に特に不満を抱いている訳ではないのですが、2~3年も乗るとやはり新しい刺激が欲しくなる物でして、次の車に乗り換える時は、左ハンドル・MTの設定がある大排気量のアメ車にしようかなと思っています。という訳で近所のアメ車専門店に入庫したダッジ・チャレンジャー(2021年式 R/T 392 スキャットパック レッド)を見に行きました。
【スタイリング】
まずデカいです。長さ・幅ともにボリュームがあり、直線的なボディラインが非常にマッシヴでイカツい。かっこいい。ワイドボディでなくても長さ502×幅192cmとか大きすぎ。ほんで純正の20インチアルミホイールも当然ながら大きい。タイヤ代が高そう…と思いきや前後輪ともに幅245の同サイズなので実はそうでもないかもしれない、えっ、経済的ぃ~(?)
それとデカイから(??)派手な色が似合うね。今回見た車は赤だけど、オレンジとか緑とかはたまた紫でも、実車を見ると下品に見えなくてイイかもしれない。ちょっとそういう派手目カラーをチョイスしたいと思わせられる、そんな車です。
【インテリア】
尋常でないドアとサイドシルの厚みにビビりながら乗り込むと、レトロ&マッスル感の強い外見とは裏腹に質実剛健かつブラックで統一され意外と高級感のあるコックピットのクオリティの高さに驚きます。メーターやコントロールスイッチ類すべてがドライバー側にチルトしている戦闘機感や、レザーとアルカンターラのハーフ&ハーフな肉厚でアメリカンなサイズのシートもポイントが高いです。機能的にはフルオートエアコンやシートヒーター&ベンチレーション、ステアリングヒーターにバックカメラやパーキングソナー、Androidオート&AppleCarPlay対応マルチディスプレイ等、快適装備も十分すぎるほど。さらにオールドタイプな文字盤のタコ&スピードメーターも非常にグッドテイストでアメ車の癖にわりと隙がありません。
トランクについては長さ・幅・高さすべてラージサイズで必要十分以上な容量が確保されており、4名+人数分の旅行カバンを載せても全然大丈夫な感じです。うちのZ32の、8割がオーディオを占めているトランクとは大違いですねハハハ。内装についてパッと見で不満点はほぼありませんが強いて挙げるとすればMTのシフトレバーのN位置がやたらナナメすぎて不安になる位です。
【パフォーマンス】
こちらのスキャットパックに搭載される漢の 6400cc V8 OHV HEMI は485馬力を軽く叩き出し昨今のエコフレンドリーな潮流に大きく中指を突きつけます。5月に支払う自動車税も11万1,000円と今のZ32(15%増で58,600円)のざっと2倍ですね、ここら辺をよく考えるとビビるのであまり深く考えない事にします。ただし燃費はレギュラーで5~6km/lと、現在ハイオク指定で平均8~9km/lという事を考えると何だか同じくらいか、マイナスどころかパワー分を考えるとかえってむしろプラスのような気もしてきます。(麻痺)
さてひとたびイグニッションを押し込むとそこはもうアメリカっていうか最早サバンナ。ドロロロロ…!!といななく猛獣がもう、すぐそこに居ます。やばい。やばすぎ。そしてうるさい。比喩ではなくちょっとガチな感じの近所迷惑になりそうな音量です。流石に「これって車検通るんですか?」と店員さんに訊いたら「音が大きすぎて最近は通らないですね」との事でした。やば、最高。欲しィ~~~~~~!!
欲しくなった所で気になるお値段ですが、こちらの個体は2021年式・1.6万km走行で乗り出しは車検2年込みでおよそ700万円。うーん…。パフォーマンス&スタイリング比でいうと圧倒的に安いと思うんだけど、やはり絶対値として、そう簡単に手が出せる金額ではないです。まぁ1年間きゅうりだけで生活すればなんとかなりそうだけども、迷うなぁ…とか言ってる時は買わない気がします…。やっぱり一旦冷静になると車とかバイクはダメですね…。