豆もやしのメソッド

クルマとバイク、時々アイマスの独りよがりなブログ

YZF-R1ユーザー車検メモ in 土浦自動車検査登録事務所

YZF-R1ユーザー車検を土浦自動車検査登録事務所で通してきました。

なにぶん2年に1回しか機会がないもんで、毎回どうすれば良いか分からなくなっているので、自分用にメモしておきます。バイク用ユーザー車検ですので四輪車とは異なる点、また、2022年6月時点での情報という点にご留意下さい。

 

※画像は借り物です。

 

必要なもの

・車検証

自賠責保険証明書

自動車税 納税証明書【忘れないように】

・整備点検記録簿 (正直要らないかもしれないが念の為)

・バインダー

・ジェットヘル 【オススメ】(脱着する機会が意外と多くジェット型だとラク!)

 

事前準備として

・オイル漏れ・灯火類・タイヤのスリップサインはチェックしておき、ネット上に転がっているExcelのフォーマットで12ヶ月整備点検記録簿を作成、印刷しておく。社外マフラーは純正に戻すが吉。

・必ず当日の検査時間開始前には、近隣のテストセンターで光軸のチェックをお願いする。(大体狂ってるので検査には通らない) 土浦だと陸運局の近く、魚市場の両サイドくらいにいくつかテスター屋さんが存在するので調べておく。今回は今川商事さんにお願いしたが非常にスピーディかつ親身に対応して頂いた。

・雨の日は避ける。あるいは、前日の夜にてるてる坊主を吊るしておく。場合によっては雨合羽が必要になるかも。

 

陸運局に着いたら

その1:

駐車場に停めたらオドメータースマホで撮っておく。(後で記入する必要がある)

そして、Cの建物内に入り、⑧辺りにある窓口で自賠責保険の更新をする。

発券機から整理券を取り、順番が来たら「継続車検なんですけど…」声を掛ければ窓口のおねいさんがうまく処理してくれる。あとは待ってればOK

 

その2:

Aの建物内に移り、④あたりの「ユーザー車検受付」的な窓口に行く。そうすると、窓口のさらに奥の方にあるバーコードリーダー付きのPC的な装置に案内されるので、車検証の下の方のバーコードを読み取ると、陸運局のサイトで事前に予約した内容(住所氏名車両ナンバーなど)が印字された紙が3枚印刷される。スゴイ!

あとは近くの筆記スペースで、残りの必要事項(到着時の走行距離や重量税など)を記入する。車両の重量税がいくらになるかは自分のスマホで検索するしかない。

 

その3:

Cの建物に向かい、⑦あたりの「印紙購入」的な窓口で、先程の書類3枚と車検証と更新した自賠責証書を提出する。OKであれば印紙代や重量税をここで支払う事になる。

自分はこの際に自動車税の納税証明書を家に忘れましたが、とりあえず検査は受けられました。検査後、車検証の更新手続きの際には必ず必要となります。

 

その4:

いよいよ検査。Bに並ぶ列に加わる。バイクは一番左の列。検査の建物に入る列の前から2番目くらいになると検査員さんがやって来て書類チェックだの灯火類や車幅の確認だのが行われる。この際に「ユーザー車検は初めてなんですぅ」とか「久し振りで慣れてないです、すみませぇん」とか伝えて、必ず弱気な態度を見せておくこと。そうしておくと「あぁ、それでは検査ライン入ったら一緒にやりますね」と、何をどうすればいいか検査中に教えてくれる。さもないと、ほかの車屋バイク屋といった百戦錬磨のプロ達のひとりだと誤解され検査中に完璧な放置プレイをキメられる事となる。

最初は排ガス検査だが、私のR1は年式の所為か免除だったのでスルーだった。

次にブレーキテスト。テスト用の機械のミゾにバイクをはめて足元にあるスイッチを押すとガショガショ!と乱暴に直立させられた後、前後輪それぞれ「ブレーキをかけろ」と電光掲示板に指示が出たら強めにブレーキをかける。

続いてスピードテスト。メーターが40kmを指したら足元のスイッチを押す。簡単。

最後(もう最後!?)はヘッドライトの検査だがこれが一番厄介。事前にテスター屋さんで調整済みであっても落とされる事がある。自分の場合は「光量」。2回測定してダメだったら、一度ラインから出されるので、再度テスター屋さんへ行きかくかくしかじかを伝え、再調整。R1は高効率のバルブ(その場で販売している)に変えてもらってまた検査の行列へ並び直す。今回は落ちた項目だけやり直せば良い。再検査の際は念の為吹かしまくって光量を上げた甲斐あってかめでたく合格。手持ちの検査書類を専用機械にガガーっと読み取らせ、ラインの最後にある監視小屋(?)のベテランさんに書類一式を渡せば、晴れて検査は合格となる。

 

その5:

書類一式をAの建物の③あたりの窓口に持っていくと、書類をクリアファイルに入れて提出し、引き換えカードを持って待ってろ的な指示が下される。(文字にすると分かりづらいが現地の案内もいまいち分かりづらいのである) 3分も待っていると引き換えカードの番号を呼ばれ、新しい車検証や貼付ステッカーなどを受け取れば終了。

この最後の手続きは、検査に受かってから2週間以内であれば有効との事。そのため、今回忘れた自動車税の納税証明書は急いで取りに戻りに行く必要はなく、後日持って行って手続きをしました。

 

それで、今回掛かった費用は

 自賠責保険(24ヶ月) ¥9,270

 検査登録印紙・審査証紙・重量税印紙 ¥6,700

 光軸調整 ¥1,000

 高効率ヘッドライトバルブ(2個) ¥4,300

の、合計で ¥21,270 でした。

うち下の2つはテスター屋さんでの料金なので実際に陸運局で支払った金額(車検で必要な金額)は¥15,970だったことになります。20年以上古いリッターSSでこの金額、と考えると、すごく安い気がします。

 

走行距離:30,323mile (≒48,517km)