豆もやしのメソッド

クルマとバイク、時々アイマスの独りよがりなブログ

BMW Z3 イグニッションコイルを交換した

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走行距離が10万kmを突破して久しいので、イグニッションコイルを交換します。

別段なにか不具合が起こっている訳ではありませんが、個体によっては8万kmくらいで要交換となる車両もあるみたいなので、正直いつダメになるか分からない部品でもありますし、まだ走る内に交換しておくという感じです。

 

まず肝心のイグニッションコイル本体は、BMW純正部品は高価そうでしたので、OEM品を調達することにしました。「BREMI」社製らしいです。なんか聞いたことがある会社名だからたぶん大丈夫な筈です。ちなみに純正部品番号などの詳しいアレは赤ちゃんなので良く分からなかったので、上記の販売店さんにきちんと確認を取ってから購入しました。特にZ3は4気筒やら3リッターやらバリエーションが無駄に多く、不安を感じたら確認した方が吉かと思います。

 

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イグニッションコイルにはエンジンカバーを外すと余裕でアクセスできるのは、以前プラグ交換をした際に確認済みです。なんと親切な設計でしょうか…。

外す前のイグニッションコイルには「BMW BREMI」と刻印がありますので、純正品もBREMI社製だと思われます。また、製造年月日のような刻印もありました。たぶん1999年製です。22歳です。もう就活が終わった頃でしょうか。

外し方は簡単です。①イグニッションコイルの左上・右下にあるナット(10mm?)を外す ②写真手前というか車体右側のコネクタのロックを引き上げてコネクタを外す ③イグニッションコイルを垂直に引き上げて外す

文章だと伝えづらいのですが実際見てみますと「あーなるほどね」となります。

もしかすると②の前にコイルを引き上げて少し外した方がコネクタを外しやすいかもしれませんが、総合的にはそんなに苦労しません。ただ以前プラグを交換した時に外した際は、固着なのか、③の段階で凄く固くてメチャ苦労した記憶があります。特に最もキャビン側にあるコイルは謎のコードが邪魔で上手いこと引き抜けませんでした。そこだけ注意です。

 

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新旧比較してますが形状などは別に変わってません。新しい方は、旧型で刻印のあった場所がセメントで埋められてるみたいな、何とも言えん状態になっています。工事続きの年末の幹線道路を思い起こさせます。

また、取り外したのを並べてみますと、よく見ると、車両前側を1番として3番と5番のコイルの先に、微量ながらオイルが付着しています。つまり、どこかしらのパッキンだかシールだかガスケットが劣化して、プラグホールに漏れてきている、と…。

何も見なかった事にしました。戦略的撤退も時には重要なのです。

 

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という訳で6本すべて交換して始動チェックして試走して終了です。まぁ別に元から特に異常は無かったので、始動性が良くなったとか吹け上がりが軽くなったとか、体感で何が変わるとかは全くありません。予防整備と自己満足です。…の割には部品×6個で¥23,000くらいかかりましたが…ちょうど、ぐぬぬ ってなるような出費額ですねぇ。

総走行距離はおよそ102,000kmです。