豆もやしのメソッド

クルマとバイク、時々アイマスの独りよがりなブログ

リード110EX ベルト・ウェイトローラー・ピニオンギア交換

我が通勤快速リード君の走行距離が37,000kmに迫り、前回のベルト交換から19,000kmほど走行しました。前回ベルト交換を依頼したバイク屋さんがすご~く忙しそうで頼みづらかったので今回は自力で交換してみます。

また、今回は15,000km位からの始動時にセルが空回りする症状も気になっていたので、スターターピニオンギアなる部品も同時交換することにします。

 

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作業はこちらのブログ記事を参考にさせて頂きました。同じ不人気あずきカラーのリード君で勝手に親近感が湧きます。

 

準備したものは

・ベルト (RK RK-1116SV GATES)

・ウェイトローラー (デイトナ DWR ウエイトローラー φ18×14mm
14.0g 3個セット 90443 *2)

・ホンダ車用プーリー脱着ホルダー (デイトナ ホンダ用プーリーホルダー 31832)

・スターターピニオン ピニオンギア (28120-GFC-771互換品)

参考にしたブログの方と奇しくも同じ構えです。恐らくこの布陣が安価かつある程度の信頼性に優れた製品群だからだと思われます。ただしピニオンギアは純正「同等品」を謳う、ノーブランド?の若干怪しいヤツを試してみます。金額的には占めて¥12,000いかないくらいでした。

 

まず六角レンチとプラスドライバーを駆使しますと駆動系が露わになります。件のピニオンギアは左上の位置です。

で、左右の22mm/19mmナットをメガネレンチで緩めれば良いのですが…結論から言って人力では無理でした。デカい元ラガーマンにも試してもらいましたがビクともしません。恐らくですが前回交換した際のバイク屋さんがギチギチに締め込んだのかもしれません…。結局、勤務先のエアインパクトを使って外しました。正直、電動工具が無いなら最初からバイク屋さん任せの方が良いかもしれない作業だと思います。

 

エアインパクトで外しました。

ベルトの幅は17.8mm程でした。使うとすればもう少しは行けそう。やはり距離的には20,000km毎が目安かと思います。

また、写真に撮っていませんがウェイトローラーは純正の16gから社外の14gに変え、常用速度域での加速向上を狙います。薄めにグリスを塗り「多分こうだろう」という所に収めました。細かい所は気にしてはダメです。

これが頻繁に空回りしていたピニオンギアです(1枚目)。

純正でない社外品でも形状は同じに見えます(2枚目 左:社外品)。取り外したギアも特段減っていないように見えますがどうして空回りしていたんでしょうねぇ。まぁいいか…。新しいギアは軸の所にグリスを薄く塗っておきました。

 

パークリでなんとなく洗浄した後は、よく分からないので動くっぽい所になんとなくグリスを塗り、元っぽい感じに戻しました。不安です。

 

とりあえずエンジンを掛けてみると何となく駆動音が大きいような気が。不安だ。しかも、そろりそろり走り出すと極低速時に一瞬エンストします。超不安。

しかし50kmほど距離を走るにつれベルトやローラーが馴染んできたのか、駆動音は落ち着いてきましたし、エンストもしなくなりました。

使うようになりますと、ウェイトを軽くした効果なのか、45km/hまでの加速が少し早くなった様に感じます。また、これまでは速度・エンジン音・頑張っている感が一番バランスの良いスピード域が53~55km/hだったのですが、それが58km/h程まで引き上げられ一般道で良く使う60km/hでの航続がやや楽になりました。それでいて燃費は特に悪化してはいないようです。

加えて、始動時のセルの空回りの方も、今までが嘘のように快調にセルが回るよう改善されました。これは、なんだかんだで交換成功と断言して良いでしょう。大きく変わった訳ではありませんが満足の行く部品交換でした。これでまだまだ走れそうです。

ただ、上に描いたように22/19mmのナットを外すのに追加の工具が必要になる場合がありますし、少し間違えると走行不能になるリスクもある作業なので、余裕があればバイク屋さんに依頼した方が良いかとも思います。

また、副作用?としてエンジンブレーキが体感で1/4程度にまで弱まったというのもありました。普段は停止前までほぼブレーキを握る事が無いくらいのエンブレ多様派の自分にとってはかなり慣れが必要な感じになっています。まぁ、ブレーキを使えと言われればそれまでですね。

総走行距離:36,959km